そろそろです。
ぷんちゃんの去勢手術予定
ぷんちゃんももうすぐ6ヶ月。
だいぶ大きくなりました。
そろそろ頃合いということで、くーちゃんの予防接種とあわせ、
病院に行きました。
ぷん氏の練習
くーちゃんのお下がりの術後服。ぷんちゃんも着ることができて
よかったです。
それにしても、ぷんちゃんは白黒だから、赤の術後服が映えますね!
くーちゃんよりも似合っているかも。
ただ、ぷん氏はおこで、服をかじっていました。破れるかも。。。
ぷんちゃんの下半身事情
ぷんちゃんは、購入時にペットショップで
「ωが1つしか降りてきてないです」と言われました。
大きくなったら降りてくることもあるようですが、そうでない子も
いるみたいです。
1つしかない子の手術は大変と書いてあるのをみて、結構気にして
下半身を見ることが多かったのですが、2つのような気もするし
1つのような気もする。
それよりも、ぷんちゃんのお尻の*がなんかすごくリアルすぎて、
そっちのほうが目に入ってくるのと、
おしっこでるとこ、なんか汚いね。。。お掃除しよか。。。
みたいな感じになってしまい、素人目にはよくわからなかったん
ですよね。
先生に事前に聞いてみましたが、「ちゃんと2つ降りてきてますよー」
とのことだったので、安心しました。
ぷん氏の血液検査
ぷんちゃんは予防接種ごときで動じることはありませんでしたが
血液検査ではどうでしょうか。
ぷんちゃんは注射だめな子レッテルが貼られていないので、
飼い主たちの前で採血されることとなりましたが、
まずエリザベスカラーをつけるところで、お怒りモード。
エリザベスカラーの装着だけで、くーちゃんにやられているときの
1.8倍くらいの声を出してで怒っています。
そして、看護師さんが足を持って保定しようとするのですが、
「足が短い。。。」との感想。
飼い主1は笑いを堪えることができません。
「ぷんちゃんはあしみじかくないです!!!」と怒っているのか
保定されていることに怒っているのか、エリザベスカラーに
怒っているのか、はたまた全てかは不明ですが、お怒りモードが
すごいので、奥で採血されることとなりました。
採血の結果
生後約半年のくーちゃんとぷんちゃんの値を比較します。
くーちゃんの同月齢のときの結果では、赤血球周りの数値と
ヘモグロビンの数値が基準値より上、血小板が基準値より下の
値でしたが、気にすることはないとのことで問題なしでした。
果たしてぷんちゃんはいかに!?
項目 | ぷん (2020.7) | くー (2019.11) | 基準値 |
WBC 白血球数 | 144 | 80 | 55 ~ 195 |
RBC 赤血球数 | 928 | 1081↑ | 500 ~ 1000 |
Hb ヘモグロビン | 12.3 | 15.3↑ | 8~14 |
HCT 赤血球容積比 | 35.2 | 48.1↑ | 24 ~ 45 |
Plat 血小板 | 38.3 | 21.5↓ | 30 ~ 80 |
ALT/G | 35 | 59 | 20~107 |
ALP アルカリフォスファターゼ | 131↑ | 99 | 23 ~ 107 |
BUN 尿素窒素 | 22 | 18 | 15 ~ 29 |
Cre クレアチニン | 0.7↓ | 1.0 | 0.9 ~ 1.8 |
Alb アルブミン | 3.3 | 3.8 | 2.7 ~ 3.9 |
TCho 総コレステロール | 135 | 164 | 77 ~ 306 |
Glu 血糖値 | 95 | 104 | 75 ~ 199 |
数値が基準値から外れたのは、アルカリフォスファターゼとクレアチニン
でした。
アルカリフォスファターゼ(ALP)は肝臓や胆管系の疾患がある場合に
値が大きく出るそうですが、幼猫では値が大きく出ることがあるようです。
ALPは肝疾患(胆管閉塞、胆汁うっ滞)や副腎皮質機能亢進症のときなどに検査をする項目の1つです。犬猫ではALPの酵素は主に肝臓、骨、小腸に分布しています。犬の場合は正常の2~3倍以上の上昇が認められると臨床的に「異常」と診断しますが(ALP値のみが軽度上昇し、その他の項目が正常範囲内で臨床症状もない場合は経過観察とします)、猫の場合はわずかな上昇でも「異常」と診断されます。
肝臓に起因するALP値の上昇は肝内性または肝外性(膵炎、膵臓腫瘍、三臓器炎、胆石)の胆汁うっ滞性疾患によるものが多いです。ALPは肝細胞中には少なく微細胆管上皮に多く存在するので胆管閉塞により胆汁が逆流すると胆管上皮にダメージを与えてALP値が上昇し、同時にALTやASTも高値となります。肝細胞の炎症、壊死、膿瘍の時はALTやASTは高値でもALP値は数倍程度です。この場合は病気が進行してくるとALP値も上昇してきます。
(中略)
猫のALP値の上昇を認めるものは、全ての肝疾患、肝リピドーシス、胆管炎、胆管肝炎、三臓器炎、甲状腺機能亢進症、糖尿病まれに骨疾患などです。
あおい動物病院さまサイトより
とりあえず、ぷんちゃんはまだ幼猫なのでセーフのはず。
ただ、今後注視していく必要があるかなと思いました。
クレアチニンは腎臓系の疾患(腎不全、腎前性高窒素血症)がある場合に
値が大きく出るそうです。
クレアチニンは大部分が筋肉内のクレアチンからの代謝産物で、一定のペースで産生され、一定のペースで排泄されます。クレアチニンは腎糸球体でろ過された後再吸収されることなく排泄されるので、糸球体のろ過能力の低下で上昇します。BUNよりも食餌の影響を受けにくく、腎機能を比較的正確に反映しています。筋肉量が低下しているときに低下がみられることがあります。
あおい動物病院さまサイトより
値が大きいと腎疾患や尿路閉塞等が疑われるようですが、今回は基準値
より下だったので、問題ないとのこと。
ほうほう。。。
ということで、全身麻酔を実施するにあたって、検査結果として問題ない
とご判断いただき、いきなり次の週に手術することになったのでした。
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